蒸し暑い時期にジメジメした杉林や藪の中へ入るとマムシにバッタリ遭遇したり、林道を走っていると道の真ん中にどくろを巻いたマムシに出会うこともあります。
マムシもこちらが攻撃しないかぎりすっと逃げていきます。
先日近所の犬がマムシに顔をかまれてボテ腫れになっているのでどうしたら良いのかと飼い主のおばあさんから連絡がありました。
慌てて犬を見に行くと顔が腫れあがりアンパンマンのようにまん丸になってました。
山間部では犬がマムシに噛まれても近くに動物病院もありません。
どういうふうに対応したら良いのか?
幸いに丁度動物の専門家の方がおいでてくれたので教えてもらいました。
お話によりますと、顔面や脚をかまれたりしたり、よっぽどの小型犬でない限りさほど命には別状はない。とりあえず毒をしぼりだして冷やしながら水を飲ます。血清はうたなくても死なないそうです。かまれたところが化膿しないように化膿止めの塗り薬を塗るくらいのものです。五日か六日後には腫れもひいて、噛まれたところは穴が開いているそうです。
動物は人間と違って毒に強いんだなって思いました。
人間も動物もマムシにかまれて死ぬ場合とスズメバチに刺されて死ぬ場合とでは、はるかにスズメバチのほうが多いそうです。
動物はマムシにかまれても命には別状は無いですが見たことないぐらい腫れるので、飼い主さんは、ボテ腫れになっている顔をみると死ぬんじゃないのかと慌てる方が多いそうです。気になる方は動物病院へ行って対処してください。
今回は山間部で動物病院もなく交通手段もないところで飼い犬がマムシに噛まれたときの対処の方法を教えてもらいました。勉強になりました。
私はマムシ酒は飲まないけど、4~5年前に近くのお爺さんが作ったマムシ酒を今でも外用薬として重宝してます。
私は過去に蜜蜂に刺されたとき蜂の針をとってから、毒を搾り出した後にマムシ酒をコットンにふくませて刺された患部にはりつけておくと、腫れませんでした。
蜜蜂に刺されたときは毎回マムシ酒をぬっていまぁす。アブや毒虫に噛まれた時もぬりますよ。
このマムシ酒という代物。ちょっと臭いんですがね。