田舎暮らしの中でも獣害が深刻な被害をおこしてます。主にシカ、イノシシ、サル。他にもテン、イタチ、ハクビシン、野うさぎなどなど。
鹿も見かたによってはかわいいですよね。
生き物のウサギや鹿の天敵であるオオカミが絶滅してしまったことによる人災。
我が家では、現在、鹿の被害に悩まされています。
対策として毎日、ラジオをつけっぱなしにしたり、ボランティアさんと網をはったり、空き缶風車を作ってぶらさげてみたりしましたが、どれも最初は効果はありましたがそのうち慣れてしまい効果はなくなりました。
ボランティアさんと鹿のけもの道を探しながらのネットはり
空き缶風車を作ってギボウシの近くにぶらさげましたが、最初は効果がありましたが、空き缶風車が鹿にとって危害を加えないことを学習したら効果なし。
草食動物である鹿は非常に多くの種類の植物を食べあさり、穀物、野菜、果物、あらゆる農作物を食害します。
過疎化が進む田舎にとって深刻な問題!
昨夜も鹿がキュンキュンと威嚇しながら鳴いていました。本来鹿は夜行性ですが、昼間でもウロウロしてます。
ギボウシ、紫陽花の葉、ウド、山野草、もみじ、野菜の苗や新芽、すだちやみかんの葉の新芽を食べあさる鹿たち!
但し、トリカブトの葉は避けて食べません。毒があるのはわかるのでしょうね。
本来の姿のぎぼうし
ギボウシの葉、見事に食べられました。美味しかったのでしょうか。
かりんやビワの樹木の樹皮を剥ぎ取り、鹿の樹皮食いにより傷つけられた木はやがて枯れてしまいました。
かりんの樹皮を剥ぎ取られてます。
鹿たちの背丈の届く位置のもみじの葉っぱだけ食べてました。
個人ではもう打つ手はありません。農作物の被害で収入にも影響が出てきてます。このままいけば鹿に生活の場を奪われることになります。
日本オオカミがいたころ、こんな被害はなかっただろうなぁ~